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2020年3月1日日曜日

安倍首相の休校要請で、現場は混乱しています


新型コロナウィルス感染症をめぐる、安倍首相の唐突な小中高校、特別支援学校に対する休校要請は、共働きのご家庭や障がい児童をお持ちの保護者から「どうしたらいいん?」と悲鳴と困惑の声が寄せられています。
神戸市でも、28日に教育委員会会議で、この問題が議論され、方針が出されましたが、どう理解していいか私も分からないので、先ほど、教育委員会担当者に連絡し、対応を求めました。疑問点は以下の通りです

2月28日付、教育長名で発出された文教こども委員会委員あての「新型コロナウィルス感染症対策のための市立学校園等の臨時休業について」と、神戸市ホームページに掲載されている「33(火曜)から15(日曜)まで、市立の幼稚園・小学校・中学校・高校などを臨時休業します」を比較すると、学童保育を利用していない学童の扱いが違うのではないか思います。
文教こども委員会委員宛て文書では、学童利用の児童でなくても「放課後は学童で対応する」となっていると考えられるのに対して、神戸市ホームページでは「小学4年生以上の学童保育を申し込んでいる児童は、小学校での受入時間終了後に学童保育を利用できます。」となっており、学童保育利用者に限定されていると思われます。
どちらの理解が正しいのか?
また、小学校からの連絡では、こうした内容はまったく周知されていないようです。
唐突な休校要請で、現場は本当に混乱しています。



(写真は、本日訪問先で咲いていた、しだれ梅と椿です。予算議会でこもりっきりだったので、春が近いことを実感しました。)

【神戸市ホームページ】
(2)小学生
小学3年以下で学童保育を申し込んでいる児童
午前中から学童保育を実施します。
小学3年以下で学童保育を申し込んでいない児童および小学4年生以上
小学校で預かります(通常の学校の始業時間から終業時間まで)
 小学4年生以上の学童保育を申し込んでいる児童は、小学校での受入時間終了後に学童保育を利用できます。

【文教こども委員会委員あて文書】
2)小学校の児童について、保護者が仕事を休めず、学童保育等過ごす場所が確保できない場 合は、在籍する小学校で受け入れを行う。 
・1~3年生:原則学童保育で対応するが、学童保育の体制が整わない等の場合は、小学校  で受け入れる。
・4~6年生:日中は小学校で受け入れる。放課後は学童保育で対応する。

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