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2016年1月28日木曜日

キャナルウェスト住宅入居者への明渡し請求撤回を!

朝は、市役所前で、
「ひょうご震災復興借上住宅協議会・連絡会」のみなさんと、
あと3日で、
「20年期限」をむかえる
キャナルタウンウェスト住宅入居者への「明渡し」=「追い出し」の撤回を求め宣伝。
昼からは、同協議会の会議に参加し、
神戸市への抗議行動の状況をお聞きしながら、
この間の市議団の取り組みなどを報告しました。
夜には、サンテレビでも報道されていました。
自分の母親の世代の方への明渡し請求に心底怒りを感じます。
同時に、協議会・弁護団が、
相次ぎ神戸市へ抗議要請。
たたかいをさらに広げて、
神戸市の理不尽極まるやり方をやめさせたい。

2016年1月23日土曜日

中学校給食問題で、学校側と懇談

昨日(20日)は、
「中学校完全給食を実現する灘区の会」のみなさんと、
原田中学・上野中学に伺い、
それぞれ、校長先生・教頭先生と懇談しました。

校長先生・教頭先生は多忙な中、
応対して頂き、
一昨年11月から中学校給食を先行実施されたなかで、
感じておられることをお聞きすることができました。

両校でお聞きした内容で、
私自身が大事だと考えたのは以下の点です。

    「給食の需要はある」事が実施して確認できた。
私たちは、給食実現のために運動してきた側なので、
少々意外でしたが、
学校側としては、「需要がある」という事は新鮮だったようです。
一昨年の11月開始時は、
原田中学が8割、上野中学が6割の生徒が、
給食を申し込まれています。
学校長は、
「共稼ぎ、母子・父子家庭も多いので、親御さんは弁当つくるのは大変だろうと思いました」
「とにかく、需要があるってことは間違いないです。ですから、より安全で衛生的な給食の再開を望んでいます」
と語っておられました。

    申し込みが減った原因ははっきりしている。
原田中学は、8割から徐々に減り5割台の申込みへ、
上野中学は、6割台から4割へ、
それぞれ申込数は減っている。
この原因については、
「はっきりしています。おかずが冷たい。揚げ物なんかはつらいですよ」
「冷たい、おいしくないからというので減ったんであって、給食の需要はあるってことに変わりありません」
「試食会で、私も食べましたが、おかずの冷たさは残念でした」
やはり、民間業者のお弁当は冷たい&美味しくないのが最大の原因ってことです。
ここで、胸の痛む話をお聞きした。
「私たちからすればそうでもない(おいしそうと思わない)給食ですが、コンビニで弁当を買ってもってきている子どもが、『うわあ、おいしそう』って言ってましたよ。なおさら、出来ることなら、温かいものをと感じました」
生徒とじかに触れておられる先生だからこそ、
こう感じられたんでたと思います。
「うわあ、おいしそう」
こういう子どもの期待に市と教育委員会は応えるべきであると強く感じました。

    異物混入・衛生管理基準違反には憤りが
「私のところでも、髪の毛・コバエがありました」
「ごはんを入れた発泡スチロールから不快な臭いが報告されたこともあります。洗浄が十分でないのかと思いました」
「配膳員の方も頑張っておられ、不衛生な印象はありませんでした。現場はこんなに頑張っているのに、異物混入の動画を見た時は、ショックでした」
「本当に安全なものをと思います」
現場の先生方は、本当に一生懸命頑張っておられることを痛感しました。

    デリバリー方式の限界、問題点も明らかに
「試食会では管理栄養士さんから、無添加であること、味付けも薄いが生活習慣病の予防となること、様々な説明をうけ、おかずは冷たいが、こんなに給食がよいと実感しました。こうした説明がもっとあれば、喫食率も、もっと上がったと思います」
これは、重要な意見であると感じました。
自校調理方式や、センター方式では栄養教諭の配置基準があるのですが、
デリバリー方式ではそれはありません。
給食は、教育の一環であり、食育です。
栄養教諭の配置さえできないデリバリー方式には、
やはり限界がある事が実践で示されたと思います。
さらに、
「事実上、選択制なので、食育はあまりできていなかったと思います」
という意見も出されました。
これも、今後の給食再開で、
ぜひ考慮しなければならないと思います。

    実践のなかで、見えてきたこともある。
「時間内で出来るかなとか、放り投げたり、色々問題を起こすのではという意見が当初はあったが、子どもたちはきちんとやっていましたよ」
「親子方式などにすれば、色々と課題もあると思いますが、やっていくなので解決も出来るのでは、それはその時に解決すればと思います」
「やはり、あったかいものを食べさせてあげれば、そうあればいいと思います」
「理想に、どれだけ現実を近づけることが出来るかですね」
教育実践のなかで、
様々な事を感じられ、
問題点や確信にすべき点も明らかになっている。
これらの現場の意見を市と教育委員会は生かすべきです。
    就学援助を受けている生徒の問題は、すぐに解決すべき
給食中止の下で、
両校とも臨時の弁当販売を実施しているが、
就学援助を受けている児童に、
弁当にかかる費用の援助はありません。
かたや、給食を継続している東灘区・西区では、
給食費には援助があります。
給食中断は、市と教育委員会の責任であり、
不公平な現在の状況は、
すぐに解決すべきです。
ちょっと長い報告になりましたが、
現場の貴重な意見を少しでも伝えたくて書きました。


2016年1月19日火曜日

「市長専決処分」で、キャナルタウンウェスト住宅入居者を訴えることをやめる よう求めました

本日(1/19)市会運営委員会が開かれ、
キャナルタウンウェスト住宅入居者に対する訴訟を「市長専決処分」として扱わず、少なくとも議会に議案という形で提出するよう変更することを求めました。
私の発言の主旨は下記の通りです。
日本共産党市議団としては、
そもそも被災者である入居者は「被告」として、
訴えるなどということが問題であると考えていますが、
さらに議会にもかけない「市長専決処分」で訴えるなどというのは、
論外であると考え、提起しました。
委員会では、自民、公明、民主こうべ、維新の党・民主党、神戸維新の会は、
「現行通りで」との意見を表明し、
議会にかけるべきという私たちの主張を拒否しました。

    ☆ ☆

 キャナルタウンウェスト住宅入居者に対する訴訟を「市長専決処分」として扱わず、少なくとも議会に議案という形で提出するよう変更することを求めます。
久元喜造市長は、「借上げに係る市営住宅の明渡しについて(請求)」(12月25日付)という文書を、キャナルタウンウェスト住宅入居者へ送付しました。

 この文書では、「平成28年1月30日をもって借上期間が満了」することをもって、「借上期間満了日までに、市営住宅を明け渡すよう請求します」としています。
1月30日までに入居者が転居に応じなければ、神戸市が被災者である入居者を訴えることになるのですが、その際、「市長専決処分事項」として扱い、議会の承認を得ずに訴訟することになります。

 これは、「不動産(賃借その他の権原に係るものを含む。)の管理上必要な訴えの提起」が「市長専決処分事項」に指定されていることが根拠になっているのですが、2つの点で、「市長専決処分事項」として扱わず、少なくとも議案という形で、キャナルタウンウェスト住宅入居者の件は扱うべきであると考えます。

    「不動産(賃借その他の権原に係るものを含む。)の管理上必要な訴えの提起」を「市長専決処分事項」に指定したのは昭和46年であり、公営住宅法の改正により借上住宅が認められたこいとを踏まえ、平成11年に定例市会で再度議決されていますが、これは市営住宅と借上住宅を同列に扱うための変更であり、「20年期限」の退去という現在の問題を想定した改定ではないということです。
今回の退去・転居を求める問題は、入居者側に何ら非がないものですので、これを「市長専決処分」として扱うことは適当でないと思います。

    この間の議会では毎回のように「継続入居」をもとめる陳情が議会に出されており、条例改正のパブリックコメントには700を超える意見が市民から出されるなど、市民的にも大きな問題であり、意見が分かれている問題です。これを市長専決処分で、議会にかけないのは道理がないと考えます。

以上が、提起の理由です。ご賛同いただけるように、よろしくお願いいたします。




2016年1月17日日曜日

21年目の1・17

やはり、1月17日は、
神戸に住むものにとって特別な日です。
5時46分にビーナスブリッジで黙とうした後に、
これもほぼ毎年の恒例?
銭湯で朝風呂。
冷え切った体を温めていると、
おっちゃんたちが、21年前を語り合っていました。
「21年かあ、〇〇さんの家は火が出てなあ」
「わしの家も全壊で、今考えてもえらかったあ」
「命が助かっただけでもなあ」
その後、市民追悼式へ。
ビーナスブリッジ同様、
1年ぶりの方々と挨拶を交わす。

安田秋成さんの話は、
いつ聞いても背筋がピンと伸びます。
21年間、被災者とともに格闘し続け、
90歳となった現在も、
借上住宅問題で、文字通り体を張って頑張り続ける姿は、
寒いだの、しんどいやの言っておれんと思わされます。

会場でお経を聞きながら、
21年間、自分は何をしてきたのだろうか、

色々な思いが交差する貴重な時間ともなりました。

2016年1月13日水曜日

キャナルタウンウェスト住宅入居者への明渡し請求の中止を

党市議団として、
市長にたいし、
「キャナルタウンウェスト住宅入居者への明渡し請求の中止」について、
申し入れました。
申し入れ文書は下記をみてください。
交渉した住宅都市局の対応は、
まさに冷たい神戸市政を象徴するものでした。
1月30日に「20年期限」をむかえる
キャナルタウンウェスト住宅入居者が、
昨年末に送付された「明渡し請求」をどんな思いで受け取ったかを考えると、
本当に怒りがこみあげてきます。
引き続き、被災者である入居者のみなさんと力を合わせて、
「明渡し請求」の撤回、
まして裁判に被災者をたたせるなと頑張りたいと思います。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

神戸市長 久元喜造 殿
                                                                2016113
                                                        日本共産党神戸市会議員団
キャナルタウンウェスト住宅入居者への明渡し請求の中止を

 神戸市は、昨年1225日付で「借上げに係る市営住宅の明渡しについて(請求)」という文書を、借上住宅・キャナルタウンウェスト入居者に送付した。この文書を受け取った入居者は「住居がなくなるのではないか」という不安と恐怖の中で、年末年始を過ごすこととなった。
 この文書では「平成28年1月30日をもって借上期間が満了」するとして、「借上期間満了日までに、市営住宅を明け渡すよう請求します」としている。これは、市が強行している「完全予約制」に応じることが出来ない入居者を追い出そうとするものである。しかし、転居が困難な様々な理由を持っている入居者に、一律に「明渡し」という名目で退去をもとめるなど言語道断である。
 こうした神戸市の態度には、これまでの議会での議論からも、到底看過できない問題が含まれている。
 まず、公営住宅法を根拠に「明渡し」を入居者に求めていることである。しかし、昨年度の決算特別委員会住宅都市局審査(10月2日)において、我が会派にたいする住宅担当局長の答弁で、公営住宅法にもとづく「明渡し」請求が「合理性を有するかどうかまでは(国土交通省に)聞き取ってはいない」とするなど、適法かどうか確認されていないのである。さらに「明け渡し」請求の根拠としている公営住宅法32条についても、議会で「32条を盾に追い出すつもりはない。そうならないように努力をしているところである」とも答弁している。
 また、昨年7月、兵庫県弁護士会が、幸寺覚会長名で神戸市に提出した「借上公営住宅における入居期限に関する意見書」では、「神戸市をはじめとする自治体による借上公営住宅からの様々な転居あっせん政策が続く中で、今なお住宅に残っているということ自体、移転が困難な事情があると推測される」と、市のすすめる住宅あっせんや「完全予約制」に応じることが出来ない入居者への配慮が必要であることを求めている。加えて「一人ひとりの事情に応じて対応することは、個人の尊重を基底とする日本国憲法の要請である」とも指摘している。
 こうした議会での論議や弁護士会の意見をふまえ、適法性に疑問があるやり方は即時中止し、「個人の尊重」という立場に立って、「20年の期限」を理由にした入居者追い出し策はやめるべきである。
 なお、こうした重要な事項を「市長専決処分事項」として扱い、議会の承認も得ずして進めることは絶対に許されない。そもそも「不動産の管理上必要な訴えの提起」を「市長専決処分」に指定したのは、昭和46年であり、借上住宅はもとより阪神・淡路大震災以後の混乱などを想定したものではないことはあまりにも明瞭である。
 借上げ住宅問題は、議会でも、市民的にも様々な意見が出され続けている。「市長専決処分」などという、やり方はやめ、入居者との話し合いを継続すべきである。なお、同内容の訴えにたいして、西宮市では議案として議会に提出し、審議の結果「継続審査」となっていることを付記し、以下要望する。

                                     

        1 入居者に送付した文書は撤回すること。
        2 入居者を裁判で追い出すようなやり方はやめること。
        3 入居者それぞれの事情を考慮し、希望者の継続入居を認めること。
        4 市長専決処分というやり方はやめ、入居者との話し合いを継続すること。

                                                                            以上

2016年1月7日木曜日

中学給食署名&金田さんのオーラ

午前中は、
六甲道南公園で、
「中学校完全給食を実現する灘区の会」の署名・宣伝へ。
12月に続き、
2回目の宣伝ですが、
今日も大反響。
「なんで、小学校と同じように学校でやらないんですか」
と、小学生の子どもを持つお母さん。
私が、
「神戸市が予算をケチってましてね」と答えると、
「削るんなら、空港とかいらんものにして、子どもにはお金使ってほしいですね」
と、本当にその通りと思うご意見。
その後、お弁当を食べながら、
「会」の会議で、
今後の宣伝日程などを決めました。
午後からは、
金田峰生・参議院予定候補と、
街頭から訴えました。
こちらも熱い反応。
「参議院選挙が最後のチャンス。野党共闘ぜひ実現してね」
「チラシ下さい。応援してますよ」
「今でもお客さん少ないのに、消費税増税は絶対止めて下さい」
切実な声、
党への期待を感じました。
同時に、金田さんの訴え、
いいですよ〜。
真剣な訴えを聞きながら、
98年の大沢たつみさんが勝利した時のオーラを感じました。
予定候補のオーラに応えて、
必ず金田さんを国会へ。
燃えてきました🔥

2016年1月1日金曜日

八幡神社前で

参議院選挙の年がはじまりました。
0時から、恒例の八幡神社前宣伝。
21歳だという男性一団から、
「もう6年連続ですよね。おめでとうございます」
「安倍首相倒してくださいよ。やばいですよ」
「僕は、味口さん入れましたよ。他の人知らんから(笑)」
と、色々とあたたかい激励を受けました。
他にも、若い人から、
「安倍さんやめさせてよ」の声も。
新春から、中々濃密でした。
ちなみ、今年は、候補者活動をはじめて12年・一回りなんで、
恐らく12年連続だと思います。
今年も頑張ります。