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2020年3月29日日曜日

「しんぶん赤旗」でのこども家庭支援センター追い返し問題です

「しんぶん赤旗」3月2日付の「朝の風」欄に、
こども家庭支援センター(児童相談所)の追い返し問題が掲載されていました。
正直に言いますと、私はこの記事(自分の名前まで紹介されているのに)見落としておりました🙇
灘区のメンバーから「『朝の風』にも載ってたね」と言われ、慌てて探しました🙇

2020年3月27日金曜日

市会かわら版第17号

新しい市会報告が出来ました。



新型コロナウイルス感染症対策、
児童相談所追い返し問題など、
予算議会での内容とともに、
六甲病院の存続、
43号線新在家歩道橋へのエレベーター設置、
神戸製鋼石炭火力発電所増設問題など、
灘区で取り組んでいる問題を目いっぱい詰め込みました。
ご近所に配布して下さる方、
ぜひご一報ください。

2020年3月15日日曜日

市役所の管理職の方から激励


市役所の管理職の方からメールを頂きました。
震災以後の職員削減により、市民や職員の「命」が脅かされています。
「この問題を取り上げられるのは共産党だけ」と激励をうけました。
“市議会だより拝見しました。 定数削減に苦しむ職員の問題にまで踏込んだ森本議員の質問に ちょっと心打たれました。職員の自死事案をメンタルヘルスの問題=職員個人の問題と捉える市の姿勢は異様としか言いようがありません。そこまで職員を追い詰めるような人員削減に歯止めをかけるよう今後もご健闘ください。

2020年3月13日金曜日

卒業式の柔軟な開催を教育委員会へ要請


今年度の卒業式について、保護者などの参列を認めない連絡が学校側からあり、多くの保護者や児童が落胆し、議員団に要望が多数寄せられています。
この状況をうけて、日本共産党神戸市会議員団は、市教育委員会に「学校卒業式の開催を保護者の要望をふまえ柔軟な開催方法を検討すること」を要望しました。


応対した後藤徹也・教育次長は、「申し入れの主旨は痛いほど感じております」「一生に一回のものであり、学校生活の集大成として、一番重みのある行事です」「同時に、感染リスクを考えると、クラスター的様相を呈しており、バランスをとっていくのが悩ましい」と語りました。
議員団からは、「文科省も『政府として一律の自粛要請を行うものではありません』として、参加人数を抑えることや保護者の参加人数を最小限とする、保護者を別会場とする等、開催方式の工夫例も示している」「議員団にも『保護者が卒業式に参加できないのは残念だという声がかなりある』『中継や運動場での開催もすべてダメと言われている』『学校ごとに工夫して開催できないか』との声が多数寄せられています」「神戸市は、分散登校を認めたのだから、分散で行う事もふくめ検討を」「緊急の決断を、教育長にしてほしい」と要請しました。
後藤次長は、「ただちに教育長に報告し、16日までに判断をご報告します」としました。

【申し入れ文は以下の通りです】
神戸市教育長 様
2020
313
日本共産党神戸市会議員団
学校卒業式の開催を保護者の要望をふまえ柔軟な開催方法を検討すること
新型コロナウイルス感染症への対応に日夜ご尽力いただいていることに敬意を表します。
さて、今年度の卒業式について、多くの学校から、保護者などの参列を認めない連絡が届いたことにより、保護者や児童の落胆とともに要望の声が、当議員団にも多数寄せられています。
学校園から保護者等への連絡によれば、「神戸市の方針に則り」決定されたものとされ、保護者からの説明にも、多くの学校園は「教育委員会の方針」でありやむを得ないというものです。
文部科学省の通知でも「学校の卒業式や入学式等については,かけがえのない行事であり,現時点で,政府として一律の自粛要請を行うものではありません」としており、保護者の一律不参加まで求めていません。
神戸市教育長におかれましては、感染症対策に十分な対応をしつつも、卒業式への保護者一律不参加ではなく、保護者や児童の願いや声もよく聞き、学校の判断で柔軟な開催ができるよう特段の対応を行うこと求めます。
以上


息子の市議会ネット初傍聴記

小学校休校で、息子がはじめてオンラインで僕の質問を見たようです。
議会は平日なので、今まで僕の議会質問は見たことなし。
本日質問を終えると、
僕のスマホに、メールが・・・
「よかった。『あのー』が多かった」
家に帰って、話をすると、
「なんか、出始めに笑ってたなあ」
「後ろの人は寝ているの?その横の人はパソコンでお仕事?」
かなりよく見てたみたいでした(笑)

2020年3月12日木曜日

予算特別委員会・総括質疑を終えました


予算特別委員会・総括質疑を終えました。

新型コロナウィルス感染症対策では、
科学的根拠のない学校休校について、
公衆衛生や感染症に詳しい専門家の知見をふまえ、
4月からの開校を視野に検討することを求めました。
質問するにあたって、保護者のみなさんからたくさん声を寄せて頂きました。
1番は早く日常に戻して欲しい。休校意味がないとは思いませんが、今ある負担を続けてでもしなければいけないのか、国の要請に従うのではなく、神戸市独自で複数の専門家等の意見を聞いて判断して欲しいです。」
「保護者の方も子供も無理して助け合って毎日を過ごしてるけど、このままになると、メンタルの方やお仕事の面でも辛いかなぁって。」
「子供達も公園で思いっきり遊べなくて、相当なストレスが溜まってるのをなんとか軽減してあげたいなぁと思うから、時間差登校、短縮授業でも良いので、再開して欲しいなぁ」
学校、手洗い、換気の徹底、アルコール消毒徹底できるなら、再開してほしい!」
また、「公園で遊んでいると、先生が車で注意しにきた、子どもが居場所を失っている」こういう声も寄せらました。
保護者も子どもも先行きの見えない不安に苦しめられています。
専門的な知見をふまえ、こうした子どもと保護者の置かれている状況にも配慮し、学校再開もふくめ検討すべきと強く求めました。

もう一点は、水道局東部センター内で日常業務に従事する方から陽性反応が出たにも関わらず、東部センターは業務を続け、消毒作業も保健所や防疫手など専門家ではなく、市の職員が業務が終わってから行っていたことを取り上げました。
兵庫区役所は、すぐに閉鎖したのに、比べてもあまりも対応がおろそかと言わざる得ません。
寺崎副市長は、「不特定多数が使う区役所や保育園は閉鎖したが、それは例外的措置」と強弁しましたが、水道局にも不特定多数の市民は来ますし、職員は家庭訪問も行っています。
市民への正確な情報提供と、安心できる対応とは程遠いのは本当に問題です。


残った時間は少なかったのですが、
引き続きこども家庭センター(児童相談所)の外部委託問題の改善を求めました。
私たちの追及により、3月6日に「第1回 神戸市こども家庭センター夜間・休日のあり方検討会議」が開かれました。
しかし、「検討会議」メンバーは、有識者3名に対して、市役所職員5名。
「これで、客観的な検討が行えるのか?」と質疑しました。
寺崎副市長は、「休日・夜間の窓口のあり方を全面的に検討する」していましたが、
こども家庭局の担当者は、「民間への委託自体に問題があったというふうには考えておりません」「外部委託そのもの自体の問題ではない」と、副市長の「有識者を交えて検証」ということ答弁も踏まえず、外部委託を肯定してしまっています。
「この担当者をはじめ過半数の検証委員が市役所職員では、公平な検証ができますか?」と質問に対して、
久元市長も「この検討会議の動向は注視している」と答弁しました。
「注視」ではなく、市長の決断で、ボランティア委託をやめ、「子どもの命を守る」ことを強く求めました。



2020年3月11日水曜日

新型コロナウィルス感染症問題 高羽小学校で懇談


新型コロナウィルス感染症による休校措置により、
学校現場がどうなっているのか、
高羽小学校に伺い、校長先生と懇談させて頂きました。

急な懇談のお願いにも関わらず、快くうけてくださり、感謝申し上げます。
学童保育を申し込んでいない児童の受け入れは、10数人で、
「一番広い教室を使い、教室の端で子どもたちが離れるようにしています」
と、感染予防に努力されていることが語られました。
また、卒業式も、
「一人一人に証書を渡すのは難しいかもしれない」
「200人を超える6年生を閉鎖空間に閉じ込めるのはよくない」
「体育館の窓を開けるにしても、隣がすぐ民家なので」
と大規模校ならではの悩みもお聞きしました。
私からは、複数の保護者から、
「公園で遊んでいるのを先生に注意された」
「家の前で遊んでいるのにも注意された」
などの声が寄せられている事を紹介し、
先日の教育委員会審査でも「公園の外遊びは推奨される」と答弁があったことをも紹介し、是正を求めました。
文科省の方針もコロコロ変わっており、
現場も振り回されているのではないかと感じました。

2020年3月6日金曜日

新型コロナウィルス感染症対策 子どもたちの状況改善を


新型コロナウィルス感染症対策について、
日本共産党神戸市会議員団は、
予算特別委員会の各局審査で、
市民のみなさん不安や、
学校現場での困惑、
中小業者・自営業者への深刻な影響等を届け、
改善のために全力で頑張っています。
本日(3月6日)の教育委員会審査では、
松本のり子議員が、
自宅で過ごしている子どもたちの状況をつかみ、
給食がないもとで、食事が出来てない児童・生徒はいないかなど、
深刻な状況になっていないかを点検することを提起。
教育長は、“ご指摘頂いたことを踏まえ、対応する”と答弁。
さらに、障害児の状況についても、
“状況を把握し、対応する”と答弁しました。
また、公園で遊ぶことを自粛するようなことについては、
教育次長から“むしろ、公園で遊ぶことは推奨されるべきこと”
と答弁しました。
唐突な学校休業で、子どもも保護者も困惑し、疲労しています。
そうした事態を改善する一歩になる質疑だったと思います。
さらに、興味深かったのは、中学校給食問題。
担当部長は、「中学校の敷地には、自校調理するスペースがない」旨、答弁したのに対して、
松本議員は、「全校スペースがないことを調査したのか?」の追及。
部長は「しておりません」と答弁したので、
教育委員会は大慌てに。
教育長は、慌てて「今の部長答弁は違います。調査はしております。全校ではないけど・・・検討しているはずです」としどろもどろに。
スペースがないことを中学校での自校調理方式導入が出来ない理由にしていたことは、
もろくも崩れました。
なーんだ、調査もせずに、出来ないって言ってたことが暴露されました。
結局は、子どもたちの給食に予算をつけるかどうかの問題であることが明瞭になりました。
今後の中学校給食改善運動に、弾みとなる松本議員のナイス質疑でした。

こども家庭センター(児童相談所)問題をまとめてくださっています


千葉県の大野たかしさんが、
「神戸児相「追い返し」事件と報道
とブログに、私の議会論戦も踏まえアップしてくれています。


はっきり言いますが、
僕のブログより分かりやすいんで(笑)
ぜひご覧ください。
「しんぶん赤旗」の値打ち実感してもらえると思います。

2020年3月5日木曜日

こども家庭センター(児童相談所)委託問題の文書起こしです


2月19日2月19日、文教こども委員会で質問した神戸市こども家庭センター(児童相談所)の有償ボランティア丸投げ委託問題の文書の起こしです。
さきほどの動画といっしょにご覧ください。

○委員(味口としゆき) 聞いててわからないことがたくさんあるのでちょっとお聞きしたいと思うんですが。1つは,この委託というのは業務委託をしてるということでよろしいですか。
○八乙女こども家庭局こども育成部長 はい,業務委託です。
委員(味口としゆき) 先ほどの答弁では,それで業務委託をして,電話相談員として32名を確 保してるということでよろしいですか。
八乙女こども家庭局こども育成部長 電話相談員という名称がございましたが,委託内容につきましては,夜間・休日における電話の対応,来所者への対応,上記に付随する業務ということと,4点目に業務報告というところの業務委託をしているところでございます。
○委員(味口としゆき) 少し細かくなりますが,この電話相談員略称電話相談員でいいと思うんですが,一定相談の乗れる方をやってくれといってると。一定相談の乗れる方というのはどんな基準なんですか。
八乙女こども家庭局こども育成部長 相談員に関しましては,私どもが確認をしていたり点検し てるわけではございませんが,委託をしております事業者自体が神戸シルバーカレッジの卒業生 が経験や知識を生かして対応していただいてるメンバーであるというところで,一定の相談の知識があるということで判断しております。
委員(味口としゆき) 資格者じゃないということ。
八乙女こども家庭局こども育成部長 資格者であるかどうかについては確認しておりません。
委員(味口としゆき)これまず第一の問題は,あなた方の神戸市こども家庭センターの事業内 容とホームページ見たんですね。それで,相談,訪問とこう書いてありまして,児童福祉司が電話や来庁による相談に応じ,必要な場合は家庭訪問を行い,問題解決に必要な助言,援助,他機関の紹介等を行いますと,こう書いているわけですね。全然,児童福祉司じゃないじゃないですか。何でこんなでたらめなことをホームページでうたっているんですか,お答えください。
八乙女こども家庭局こども育成部長 委員御指摘のとおり,日中の職員体制に関しましては,児童福祉司,児童心理司を配置をしておりますが,今回の夜間・休日の対応につきましては,電話を受け継いでいただいて,判断が必要なものについては職員に,夜間・休日であっても取り次ぐというところで対応していただいている。また,一定の知識の中で対応できる相談については,その電話相談員に対応してもらっているという内容になりますので,とりわけをしているという ことで考えております。
委員(味口としゆき) 全然だめだと思うんですね。つまり感度の問題とかじゃないと思うんですよ。児童福祉司とか,あと,ここで書かれていることでいうと,児童心理司なんかが指導,治療すると。そういう人たちを配置しているんだったら,僕は委託でもいいのかという図式成り立つと思うんですが,シルバーカレッジを卒業したから,大体相談乗れるだろうと。どんな人か余りわかってませんというようなことで,こんな児相の最前線の業務がこなせるわけないじゃないですか。ここを改めないと,そんなもん,こんなもん何ぼでも続きますよ。だから,委託がいいかどうかの検討をしたいというのはそういう意味でしょう,正直に言ったら。
八乙女こども家庭局こども育成部長 御指摘の点も含めて検討したいというふうに考えております。
委員(味口としゆき)これは何かニュースとか,あなた方の報告でいうと,この窓口対応したおじさんかおばさんかわからないんだけど,この人なんか悪いかのように言うんだけど,そうなる必然性があったということなんですよ。やっぱりそこはきちっと是正する必要があると思うんです。しかも,委託期間1年なんでしょう。こんなんスキルの蓄積なんか絶対できない,こういう状況になっているよね。それで,さっきからおかしいなおかしいなと思っていることがあるんです。新聞記事もそうだし,NPOに対して文書で再発防止を指導したと,ここは僕まずひっかかったんです。何でこんな重大なことを紙で言うのか。しかも,NPO法人にと,ずっとなっているで しょう。これはこうならざるを得ない,必然があるからじゃないですか。といいますのは,業務委託しているわけですから,直接指揮命令をすると偽装請負になる危険があるということ,あなた方わかっているから,ワンクッションを置いて法人に相談しているという,こういう理解,僕したんですけど,違いますか。
八乙女こども家庭局こども育成部長 法人そのもの自体に委託をしておりますので,法人とやりとりをするというのは問題はないのかなと思います。委員御指摘のとおり,偽装請負という問題に関しては,やはり意識をして対応していかないといけないので,そこは意識をしているんですけども,ただ,やはり神戸市が一定の仕様に基づいて業務委託をしているので,やはり仕様どおりに業務が行えているのか。言い方を変えますと,こども家庭センターの夜間・休日の対応が適切であるのかどうかということについては,やはりきちっと伝えていくというのは必要だというふうに認識をしております。
委員(味口としゆき) 何かごまかしの答弁やってはるんだけど,そうじゃないでしょう。こんな緊急の場合1つとったって,直接こうせえとか,ああせえということをあなた方から言えない 体制にやっぱりなっちゃっているということが問題なんじゃないですか。そんなことできずに,緊急対応なんか任せられるわけないやん。そこを改める必要あるでしょうと,僕言っているんですよ。その点はいかがですか。
八乙女こども家庭局こども育成部長 先ほど大野所長からの答弁にもございました中,直接指示命令はできないんですけども,このような形でやっていきましょうということに関しては,実際にこども家庭センターに夜間来てもらっていますので,その職員に対しては,こども家庭センタ ーから伝えているという状態になっております。
委員(味口としゆき) これ重大事態に至らなかったからいいようなものの,そんな安かろう悪かろうで委託して,そこに来る人は誰かわからんと。ここに直接指導することもできない。何かあってもワンクッションを置いて法人に言わなあかんという体制自体は絶対に見直すべきですよ。そこ決断しないと,こんなもん,インターホン録画したって,その人対応できへんねんもん。そこをやっぱり改めないと,それを明言してくださいよ,局長。
森下こども家庭局長 その件に関しましては,先ほど私申し上げたハード面であったり,組織面であったりのアプローチは必要ではないかという,そういうことで含んでおるというふうに御理解いただけたらと思っております。
委員(味口としゆき) それで,もう1点は,来庁者の応対マニュアルの記載が十分ではなかったと,ずっと言われているでしょう。これは僕らも見てないんだけど,どういうところがあなた方から見て不十分だと思っているんですか。
八乙女こども家庭局こども育成部長 電話相談に関しては,それぞれの相談,虐待であったり, 非行の相談であったり,障害の相談であったりということに対して,細かく規定がされているんですけども,市民の来庁に関しての説明が,入館の判断ができないときには,一時保護係の職員に伝達をするという記載があるのみで,やはりもうちょっと詳しく書かないとわからないと思いますので,そもそも今回は担当の職員が対応すべきではないというふうに判断をして,追い返してしまったということになりますので,やはりそこはきっちりと伝えていくということをやっていかないといけないというふうに考えております。
委員(味口としゆき) 僕,ちょっとそれ理解が違っていまして,というのは,業務委託されているところのホームページをずっと調べたんですよ。事業内容とか書いているのを見たら,そも そもここに僕は該当しているんじゃないかなと思っていまして,本部直轄活動ということで,こども電話相談,365日間の夜間,土・日・祝の昼間の対応,これがこども家庭支援センターから 請け負っている事業内容を記載しているとこだと僕は思っているんですよ。それはそうでしょう。
○八乙女こども家庭局こども育成部長 はい,そうです。
委員(味口としゆき) つまり受け取っている側は電話相談やと思っているんですよ。来庁者を入れる権限もなければ,そんな対応をせなあかんなんていうこと,全然認識してないじゃないですか。だから,追い出されるべくして追い出されたんですよ。そういうことじゃないですか。
八乙女こども家庭局こども育成部長 申しわけございません。委託内容に関しては,先ほども説明させていただきましたが,電話相談と来所相談ということで説明をさせていただいています。委託事業の契約名としては,こども家庭センター24時間365日相談体制業務ということでしておりますので,事業者の認識がそのようなことであったということに関しては,確認をして,もし そうであったら,正したいというふうに思います。
委員(味口としゆき) 何かあくまで,あなた方,自分の責任認めないなんていうのは,さっき の続きだけど,ちょっと恐ろしい考え方だからね。そうじゃないと思うんですよ。一時保護所の職員さんに断らなければ,この人は入れていいという権限ないでしょう。そこなんですよ,僕が言っているのは。この人の判断でインターホンでピンポン押された。はい,どうぞと言えるんですか。言えないんでしょう。
八乙女こども家庭局こども育成部長 先ほどのマニュアルの説明もございましたが,事業者が入れるという判断はできないということにはなっています。そこについても検討していきたいと思います。
委員(味口としゆき) これ,本当驚くべきというか,そうなんでしょう。それを何か,さっき,その前に事業者がそういうふうに認識しておったらそれ正すしかないじゃないですか。そもそもそうなってたんですよ。それなのに,この人の責任にするなんて言語道断ですよ。そんな体制放 置しておったあなた方,当局の責任でしょうが,どうです。
八乙女こども家庭局こども育成部長 先ほど局長の答弁にもございましたが,委託事業として,神戸市の仕事を事業者にお願いをしているのであって,マニュアルの内容もそうですし,職員に対する周知のところの中で,このような事件が起こったということに関しては,個人の責任ではなくて,神戸市の責任が大きいというふうには思っております。だから,神戸市の責任を重大に考えております。
委員(味口としゆき)もう話にならんから,そこはええけど,それは神戸市の責任もはっきりしてるんです。神戸市の責任はっきりしてるんだけども,委託内容そのものが,この児相の体制とはふさわしくなかったということをお認めにならないとだめなんですよ。じゃあ聞きますけど,一時保護所の職員につなぐんでしょう,まず。これは誰でもいいんです
か,一時保護所の職員だったら。係長級以上というふうに規定されているんですか。どうなっているんですか,そこは。
八乙女こども家庭局こども育成部長 事案の判断につきましては,当番係長が24時間電話を持っておりますので,そちらの係長に連絡をとるというふうな形になっているんですけども,ただ,今回の事案のように急いで対応しないといけない場合に関しては,一時保護所に職員は必ず宿泊をしておりますから,そこに連絡をとって対応するということになっています。ただ,委員のおっしゃるとおり,常に管理職がおるわけではございませんので,最終的には当番の係長に判断を仰ぐということはあり得ますが,1人で対応する場合ではなくて,目の前の一時保護所の職員に相談するということで対応しております。
委員(味口としゆき) その業務経路としてどうなっているの,それは。一時保護所の職員だったら誰でもいいの。判断できて入れれるんですか。その人がまた係長か何かに電話して,いない 場合は電話して,やるかどうかということを僕は聞いているんですよ。
八乙女こども家庭局こども育成部長 委員御指摘のとおり,そこの辺の部分についての判断であったり,委託事業者の判断であったり,一時保護所の職員であったりというのは,判断というのは非常に難しいので,そこをやはりもっと詰めた形で確認をするという作業ができてなかったというふうに思っておりますので,そこを確認をして周知をしたいというふうに考えております。
○委員(味口としゆき) それでちょっとお聞きしましたら,一時保護所の職員で,常に係長を配置しようと思ったら,あと何名の人員が必要なんですか。
八乙女こども家庭局こども育成部長 現在,一時保護所の係長は1名ということになるんですけど,356日,毎日ローテーションで人を入れていこうと思えば,済みません,はっきりした計算はしておりませんが,5人か6人は体制としては必要かと思います。
委員(味口としゆき) やっぱりそこ1つとっても,どうしても体制の強化が要ると思うんですよ。しかも,委託はやめる。この決断絶対要りますよ。こんなん委託じゃ対応できないんだから。だって,緊急に来て,夜中3時に来た女の子が寒さに震えながら来ているときに,まずは一時保護所の職員が,きょうは管理職やったかな,どうかなと考える。あっ,違うかったら,その職員につないで係長かそれ以上の人に電話してくださいと,こんなことしてて子供たちの命が救えるわけないじゃないですか。そこは絶対改めるべきだと思う。最後どうですか,局長。
森下こども家庭局長 委託をやめるかやめないかというのは,この場では私も明言できませんけれども,今後,そのようなといいますか,今回のようなことはない,絶対に起こさないということは明言させていただきたいと思います。
委員(味口としゆき) その明言が履行されるかどうかは,組織体制の強化が絶対不可欠だと。これ誰でもわかることですよ。認識していただきたいと思います。終わります。

こども家庭センター(児童相談所)委託問題の動画です


2月19日、文教こども委員会で質問した
神戸市こども家庭センター(児童相談所)の
有償ボランティア丸投げ委託問題の動画が、
神戸市会HPにアップされています。
6:47:32あたりからこの問題で質問しています。
ご覧ください。

2020年3月1日日曜日

安倍首相の休校要請で、現場は混乱しています


新型コロナウィルス感染症をめぐる、安倍首相の唐突な小中高校、特別支援学校に対する休校要請は、共働きのご家庭や障がい児童をお持ちの保護者から「どうしたらいいん?」と悲鳴と困惑の声が寄せられています。
神戸市でも、28日に教育委員会会議で、この問題が議論され、方針が出されましたが、どう理解していいか私も分からないので、先ほど、教育委員会担当者に連絡し、対応を求めました。疑問点は以下の通りです

2月28日付、教育長名で発出された文教こども委員会委員あての「新型コロナウィルス感染症対策のための市立学校園等の臨時休業について」と、神戸市ホームページに掲載されている「33(火曜)から15(日曜)まで、市立の幼稚園・小学校・中学校・高校などを臨時休業します」を比較すると、学童保育を利用していない学童の扱いが違うのではないか思います。
文教こども委員会委員宛て文書では、学童利用の児童でなくても「放課後は学童で対応する」となっていると考えられるのに対して、神戸市ホームページでは「小学4年生以上の学童保育を申し込んでいる児童は、小学校での受入時間終了後に学童保育を利用できます。」となっており、学童保育利用者に限定されていると思われます。
どちらの理解が正しいのか?
また、小学校からの連絡では、こうした内容はまったく周知されていないようです。
唐突な休校要請で、現場は本当に混乱しています。



(写真は、本日訪問先で咲いていた、しだれ梅と椿です。予算議会でこもりっきりだったので、春が近いことを実感しました。)

【神戸市ホームページ】
(2)小学生
小学3年以下で学童保育を申し込んでいる児童
午前中から学童保育を実施します。
小学3年以下で学童保育を申し込んでいない児童および小学4年生以上
小学校で預かります(通常の学校の始業時間から終業時間まで)
 小学4年生以上の学童保育を申し込んでいる児童は、小学校での受入時間終了後に学童保育を利用できます。

【文教こども委員会委員あて文書】
2)小学校の児童について、保護者が仕事を休めず、学童保育等過ごす場所が確保できない場 合は、在籍する小学校で受け入れを行う。 
・1~3年生:原則学童保育で対応するが、学童保育の体制が整わない等の場合は、小学校  で受け入れる。
・4~6年生:日中は小学校で受け入れる。放課後は学童保育で対応する。