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2020年12月26日土曜日

少人数学級の実現求め緊急要望

 25日、神戸市教育委員会に対して、「少人数学級実現もとめる緊急要望」を申し入れました。

申し入れでは、感染症対策を進めるうえでも、国の学級編成基準の変更のペースにとどまらず、「来年度は小学校全学年で35人学級を実現すること」を求めました。
また、空き教室がない学校では近隣の公共施設利用などあらゆる対策をとることや学校新設を計画的におこなうこと。国に対しても少人数学級編成のための加配定数を削減しないことを求めて、中学・高校の35人学級以下への引き下げも早期に実現することなどを要望しました。
市教委は「市の単独では難しいので、国と歩調を合わせてやっていきたい」「過密校をどうしていくかは、深刻な問題。市として整備計画を検討したい」と答えました。
また、「国の方針が示されれば、整備計画も考えやすくなる」と市教委側は述べられました。私たちとしては、プレハブ校舎対応の弊害(運動場が狭くなるなど)を、この間イヤというほど実感してきたので、やはり学校を新設したり、少なくとも分校などをつくることも必要だと思うので、国がしっかり予算配分することは不可欠だと感じました。
世論と運動で動き出した少人数学級の実現が、子どもたちにとって、また学校現場にとって、より良いものなるよう引き続き頑張りたいと思います。
申し入れ文書全文は以下の通りです。
☆ ☆ ☆
神戸市教育委員会 教育長 長田 淳 様

少人数学級の拡充をもとめる緊急要望

2020年12月25日 日本共産党神戸市会議員団

長年にわたる国民の運動、また、新型コロナウイルス感染拡大を契機に、かつてなく高まった少人数学級を求める国民の声によって、公立小学校の1学級の人数を2025年度までに全学年35人以下に引き下げることが決まりました。
小学校全学年での引き下げは1980年に小中学校の学級編成標準が45人から40人に引き下げられて以来40年ぶりです。
同時に、政府予算案では、2021年度から5年間かけて毎年1学年ずつ35人学級に移行させるもので、移行のスピードも遅く、感染症対策としても不十分です。中学校と高校の学級編成の引き下げも盛り込まれないなど、さらなる改善が求められます。
政府は2021年の通常国会に学級の上限人数を定める義務教育標準法の改正案を提出するとしています。
神戸市教育委員会として、来年4月の新学期から、保護者や子どもたちの期待に応えて、国任せではなく、以下の事項の実現のために尽力くださいますよう要望致します。

(要望項目)
① 神戸市は既に、小学校4年生まで少人数学級編制を導入しているので、国の学級編成基準の変更にとどまらず、来年度は小学校全学年の35人学級を実現すること。

② 40人学級のままになっている中学・高校の35人学級実現についても早期の実施に踏み出すこと。

③ 空き教室がない学校については、近隣の公共施設利用などあらゆる対策をとること。同時に、少人数学級を前提とした内容に学校整備計画をあらため、学校新設を計画的におこなうこと。

④ 加配定数を基礎定数に振り替えるという国の対応を改め、必要数を来年度から措置するよう国に求めること。

2020年12月25日金曜日

水道局の市民福祉とサービス切り捨て計画

 

23日、上下水道事業審議会でした。

今年最後の質疑だと思います。

水道局は、「新型コロナによる給水収益の減少に対応するため、中期経営計画2023に掲げた経営改善の取り組みを前倒し・追加で実施」するとしています。

その内容は、一言でいえば、“コロナ便乗型”で、

市民福祉とサービスを切り捨て、民間任せにするというものです。

「水道事業緊急経営改革(令和2年度~4年度)」という、

107日に水道局から発出された文書では、切り捨て内容が具体的に示されています。

 

職員数の減▲約100人(P34億円/年、R4~▲8億円/年)、

組織再編に伴う事務所移転経費2億円(R3

など、まさに来年からのすすめる計画。

この計画をすすめるために、

    委託の拡大・集約化

C(センター)滞納・停水及び再検針・出納業務の委託化(R3.1~)、

➁組織再編

・たちばな研修センターを廃止し、本庁機能を移転(R3~4)

・水道局センター再編(R4.4)5センター⇒3事務所

など、具体的かつ市民生活に及ぶものがズラッと並んでいました。

 

ところが、審議会はもちろんですが、10月以降の議会(常任委員会)でも、

全く報告もされていないです。

 

審議会では、「なぜ審議会委員である、学識経験者や市民代表のみなさんに示し、討議しないのか?」と、この点を質しました。

水道局長は、「管理・運営事項だから」と、的外れは答弁に終始しましたが、

審議会委員長も「参与(私のこと)が主張されている点は理解できる」とされました。

こんな民間任せと、集約化をやれば、市民サービスと福祉への影響は避けられません。

まず事業所が集約されれば、市民から遠くなる、さらに滞納・停水などの業務は、そのことを通して、市民の生活や命に係わる業務だからこそ、行政が請け負っていたのではないでしょうか。単なる金集めではないはずです。

水道業務を民営化しないと市長は仰っておられたが、この計画は、事実上の民営化計画というべきものであり、引き続き党議員団として撤回を求めたいと思います。                                                             

8月に出された「行財政改革方針2025」では、今後5年間で、市民福祉とサービスを292億円切り捨て、職員数 750人削減(水道局・交通局・教員を除く11,970 人を対象)としていますが、水道局も同様の切り捨てをすすめようとしていることが明らかになりました。

コロナ禍で「公助」の重要性がこれだけに明らかになっているのに、

菅政権同様、「自助」「共助」、自己責任を押し付けるのは、本当に逆行していると思います。

 

2020年12月14日月曜日

保育士の働き方改革を

中身の濃い、長い一日でした。 朝から、後援会のみなさんと、 灘区内9ヵ所で“まちかど演説会” 50人のみなさんに集まり頂きました。
六甲ボウル前では、立ち止まってお聞きくださった方から拍手を頂いたり、 大石南公園や大和西住宅前では、 家の中や、住宅の中から大きなご声援を頂きました。 一緒に回ってくれたメンバーからは「こっちが元気をもらうね」の感想が。

中身の濃い、長い一日でした。

朝から、後援会のみなさんと、

灘区内9ヵ所で“まちかど演説会”

50人のみなさんに集まり頂きました。

六甲ボウル前では、立ち止まってお聞きくださった方から拍手を頂いたり、

大石南公園や大和西住宅前では、

家の中や、住宅の中から大きなご声援を頂きました。

一緒に回ってくれたメンバーからは「こっちが元気をもらうね」の感想が。

その後、岩屋青年会館で“集い”

1時間ちょっとあれこれと話し合いました。

阪神岩屋駅から電車で移動。

保育士さんの集まりで、職場の実状をお聞きしました。

先日も市会文教こども委員会で、神戸市の保育職場で違法なサービス残業が、

会計年度任用職員(※神戸市のHPでは「会計年度任用職員とは、正規職員の補助として1会計年度内を任期として任用される非常勤の公務員です。」とされているが、私の感覚で言うと、有期雇用で時給で働く「名ばかり公務員」)に常態化している事を取り上げ、その是正を求めました。

本日お聞きした内容は、さらに極めて劣悪な保育職場の実態でした。

保育士の置かれている劣悪な実態は、子どもたちの保育環境にも直結する問題なだけに、

よく研究をして、改善をさらに求めていきたいと思います。

 

 

 

その後、岩屋青年会館で“集い” 1時間ちょっとあれこれと話し合いました。 阪神岩屋駅から電車で移動。 保育士さんの集まりで、職場の実状をお聞きしました。 先日も市会文教こども委員会で、神戸市の保育職場で違法なサービス残業が、 会計年度任用職員(※神戸市のHPでは「会計年度任用職員とは、正規職員の補助として1会計年度内を任期として任用される非常勤の公務員です。」とされているが、私の感覚で言うと、有期雇用で時給で働く「名ばかり公務員」)に常態化している事を取り上げ、その是正を求めました。 本日お聞きした内容は、さらに極めて劣悪な保育職場の実態でした。 保育士の置かれている劣悪な実態は、子どもたちの保育環境にも直結する問題なだけに、 よく研究をして、改善をさらに求めていきたいと思います。