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2019年1月22日火曜日

「いじめメモ隠ぺい問題」は再調査が必要


今年はじめての文教こども委員会でした。
教育委員会審査では、垂水区中学生自死事案に関しての「いじめメモ隠ぺい」問題について、
6人の教職員の処分内容が報告されました。
しかし、その内容は、「組織的隠ぺい」はなかったという線を一つも超えるものではなく、
遺族側が求める真相解明に程通りものと言わざるを得ないものでした。
質疑を通して、本当に私がおかしいと思ったのは、
以前は弁護士による第3者の調査を重視していたのに、
なぜか、処分にあたっては教育委員会の内部調査になってしまっていること。
その内部調査では、弁護士調査にはなかった教職員の関与が明らかになっており、
弁護士調査の不十分さは明瞭になりました。
ならば、今一度、
別の第3者による調査が必要なのに、
それは行わずに、教育委員会は幕引きにしようというのです。
何より、遺族の方は、
「メモの隠蔽に至る経緯については、首席指導主事が当時の校長に指示をしたというこれまでの教育委員会の立場を踏襲したものであり、組織的な隠蔽についての全容解明にはほど遠いものと言わざるを得ません。」
とコメントされているように、
真相解明を求めています。
私は、「遺族に寄り添う」というのならば、
「第3者による再調査を行うべきだ」
と求めましたが、
教育長は「必要なし」と答弁。
さらに、私の再調査の要請は、
採決されましたが、
自民・公明・市民連合・維新・無所属(浦上議員)の反対により、
否決されました。
いじめ防止対策推進法に基づくならば、被害生徒やその保護者に寄り添った対応は不可欠であり、
再調査を拒んだ教育委員会の姿勢と、
反対された会派の姿勢は許されるものではありません

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