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2013年8月15日木曜日

68回目の終戦記念日。フォレスタ前で訴えました。

【8月15日(木)】
68回目の終戦記念日ですので、
ハンドマイクで、フォレスタ前で訴えました。
このブログでも、以前にも書いたと思いますが、
私の祖父は、父が4歳の時に戦死しています。
また、妻の祖父は、シベリアに強制労働で抑留され、
死と隣り合わせの壮絶な体験をしたそうです。
安倍首相らは、いまだに侵略戦争であったかどうかは、
歴史的定義は定まっていないなどと、
歴史を偽り、第二次世界大戦を「アジア解放の聖戦」などと、正しい戦争だったかのように言っています。
しかし、国際的に見ても歴史的真実を見ても、それは戦争を起こしたものの言い訳にすぎません。
ナチス・ヒトラーが正しかったと思う人が、
世界中に、また日本中にいったいどれくらいいるでしょうか?
第二次世界大戦時には、そのドイツ・イタリアと日本は同盟を結び、
侵略戦争と植民地支配をつづけたのですから、
あの戦争を正しかったなどとは、とても言えないと思います。
また「お国のために」という議論もありますが、
私の祖父は「お国のため」ではなく、
赤紙1枚で、4歳の子どもと泣く泣く分かれて、死んでいったのです。
長野にある無言館では、芸術を志しながらも、特攻隊で死んでいった青年たちの想いがひしひしと伝わってきます。
そして、日本は侵略を広げた側ですから、
「お国のため」というのは、当時の天皇制国家と軍部が持ち出した詭弁にすぎません。
珍しく?私の持論を少し書きましたが、
今憲法をめぐって議論がなされているときだからこそ、過去の日本の戦争をどう認識するのか、近隣諸国とどう向き合うのか、
現在と未来につながる問題だと考えるから、
黙ってはおれないのです。
日本の起こした戦争を美化することは許されません。

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