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2020年8月13日木曜日

新型コロナウイルス感染拡大防止へ神戸市に申し入れました


市長あてに、新型コロナウイルス感染拡大防止へ、PCR検査の大規模に行うことなどを求めて申し入れを行いました。


「しんぶん赤旗」記事と、申し入れ書全文をアップします。


 

2020年8月12日

神戸市長 久元喜造 殿

 

新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるための緊急申し入れ

 

                            日本共産党神戸市会議員団

                               団長 森本  真

 

 全世界で2000万人を超える感染者が発生している新型コロナウイルスの猛威が続いています。日本でも一日当たりの感染者数が連日1000人を超える事態が続いています。 感染の急激な拡大が、医療の逼迫、さらに医療崩壊を引き起こし、救える命が失われることが、強く懸念されます。

 現在の感染急拡大を抑止するには、感染症の鉄則であるPCR等検査を文字通り大規模に実施し、陽性者を隔離・保護するとりくみを行う以外にありえません。

 この立場から、以下、緊急に申し入れます。

 

                  記

 

1.感染者が発生してからの積極的検査にとどまらず、感染拡大を防止するために防疫目的の大規模で網羅的なPCR等検査を実施すること。

 現在の感染拡大は、全国でいくつかの感染震源地(エピセンター)――感染者・とくに無症状の感染者が集まり、感染が持続的に集積する地域が形成され、そこから感染が広がることによって起こっていると考えられます。

 全国の感染状況を分析し、感染震源地を明確にし、そこに検査能力を集中的に投入して、大規模で網羅的な検査を行い、感染拡大を抑止するべきです。

 これらの大規模で網羅的な検査を行う目的は、診断目的でなく防疫目的であること、すなわち無症状者を含めて「感染力」のある人を見つけ出して隔離・保護し、感染拡大を抑止し、安全・安心の社会基盤をつくることにあることを明確にしてとりくむ必要があります。

 

2.神戸市内の感染状態がどうなっているのかの情報を、市民に開示すること。

 神戸市では、感染ルートが判明している分も含めて、具体的にどのような状態で感染したのかはまったく明らかになっていません。「夜の街」、「会食」など具体的な感染状況をプライバシーに配慮しながら、情報開示することは、市民に対してあらゆる感染対策の参考となるものです。

 

3.医療機関、介護施設、福祉施設、保育園・幼稚園、学校など、集団感染によるリスクが高い施設に勤務する職員、出入り業者への定期的なPCR等検査を行うこと。

 必要におうじて、施設利用者全体を対象にした検査を行うこと。

 感染拡大にともなって、これらの施設の集団感染が全国で発生しており、それを防止することは急務です。

 

4.積極的な検査によって明らかになった陽性者を、保護・治療するため、さらなる医療施設や医療従事者への支援、宿泊療養施設の拡充につとめること。

 

以上

 

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