決算特別委員会・教育委員会審査で質問しました。
①
学校過密問題では、
「神戸市開発事業の手続き及び基準に関する条例」では、
児童・生徒数が増加し、過密問題が起きていても、
「開発事業を規制することはできません」と担当部長が答弁。
そうであるならば、条例を改正し、規制強化が必要であると求めました。
②
熱中症対策、災害拠点としての学校整備では、
特別教室と体育館のエアコン整備を求めました。
特別教室については「数年」で整備すること、
体育館も段階はあるが整備することは確認できました。
来夏に間に合わそうとすれば、
春休みが工事の適期になります。
また、校舎のエアコン整備は、
調査し、整備していくと答弁がありました。
③
垂水区中学生自死事案・いじめメモ隠ぺい問題では、
遺族側が納得していない、
真実が明らかになっていたもとでの、
表面的な組織改正はやるべきではないと求めました。
この間、垂水区の赤田かつのり議員、
今井まさ子議員とともに、遺族の方にお会いしました。
私が、今回の質問で、
一番頭にあったのは、
遺族の方の想像できないほどの苦悩と、
それでも自分の子どもがなぜ死を選ばなければならなかったのか、
真実を知りたい一念でがんばってこられたことに、
ほんの少しでも応えられるようにという思いでした。
質問でも述べましたが、
教育長以外の教育委員は、
現時点でも遺族に会いさえしていません。
そして、いじめメモ隠ぺいの事実を現校長から、
報告されながら、放置し続けた前教育長の責任も不問のまま。
これで、教育委員会は変わったと胸がはれるでしょうか?
今回の質問にたいしては、
色々な教育関係者からもアドバイスを頂きました。
そのなかで、私の心に残ったのは
「教育委員会は、子どもたちを守る以上に、何を守ろうとしているんでしょうか」
という言葉です。
組織の体面や教育長を守る以上に、
やるべきことがあるはずです。
でも、こうした熱い思いでおられる教育関係者がおられることに、
希望をみる思いでした。
こうした方たちと手を携えれば、
必ず神戸の教育は再生できるはずです。
まだまだ壁だらけで、
どこに活路があるのかも手探りですが、
がんばりたいと思います。
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