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2018年10月4日木曜日

決算特別委員会・教育委員会にたいし質問


決算特別委員会・教育委員会審査で質問しました。

    学校過密問題では、
「神戸市開発事業の手続き及び基準に関する条例」では、
児童・生徒数が増加し、過密問題が起きていても、
「開発事業を規制することはできません」と担当部長が答弁。
そうであるならば、条例を改正し、規制強化が必要であると求めました。

    熱中症対策、災害拠点としての学校整備では、
特別教室と体育館のエアコン整備を求めました。
特別教室については「数年」で整備すること、
体育館も段階はあるが整備することは確認できました。
来夏に間に合わそうとすれば、
春休みが工事の適期になります。
また、校舎のエアコン整備は、
調査し、整備していくと答弁がありました。

    垂水区中学生自死事案・いじめメモ隠ぺい問題では、
遺族側が納得していない、
真実が明らかになっていたもとでの、
表面的な組織改正はやるべきではないと求めました。
この間、垂水区の赤田かつのり議員、
今井まさ子議員とともに、遺族の方にお会いしました。
私が、今回の質問で、
一番頭にあったのは、
遺族の方の想像できないほどの苦悩と、
それでも自分の子どもがなぜ死を選ばなければならなかったのか、
真実を知りたい一念でがんばってこられたことに、
ほんの少しでも応えられるようにという思いでした。
質問でも述べましたが、
教育長以外の教育委員は、
現時点でも遺族に会いさえしていません。
そして、いじめメモ隠ぺいの事実を現校長から、
報告されながら、放置し続けた前教育長の責任も不問のまま。
これで、教育委員会は変わったと胸がはれるでしょうか?
今回の質問にたいしては、
色々な教育関係者からもアドバイスを頂きました。
そのなかで、私の心に残ったのは
「教育委員会は、子どもたちを守る以上に、何を守ろうとしているんでしょうか」
という言葉です。
組織の体面や教育長を守る以上に、
やるべきことがあるはずです。
でも、こうした熱い思いでおられる教育関係者がおられることに、
希望をみる思いでした。
こうした方たちと手を携えれば、
必ず神戸の教育は再生できるはずです。
まだまだ壁だらけで、
どこに活路があるのかも手探りですが、
がんばりたいと思います。

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