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2014年6月25日水曜日

都市防災委員会副委員長になりました

【6月25日(水)】
6月議会も終盤です。
昨日は、本会議があり、
私は、「敬老優待乗車制度などに関する請願」について討論しました。

全文は、下記に載せますので、ご覧下さい。
本会議終了後、
新しい委員会の配置が決まり、
私は引き続き都市防災委員会の所属となり、
委員会の副委員長となりました。
副委員長は初めてなので、
緊張しますが、頑張りたいと思います。

   ☆ ☆
(請願討論)
私は、日本共産党神戸市会議員団を代表して、請願第41号「敬老優待乗車制度などに関する請願」について、委員長報告に反対し、討論を行います。

請願第41号は「神戸市の『敬老パス』『福祉パス』制度を神戸電鉄にも適用」することを求めるものです。本請願にたいし、福祉・環境委員会で当局は、「敬老パス・福祉パスは、鉄軌道にはなじまない」「近距離ではなく、長距離の鉄軌道には、高齢者の社会参加を目的にした敬老パスはなじまない」などと住民の願いに背を向けました。しかし、請願者も指摘している通り、「敬老パス」「福祉パス」が適用されている三木・三宮間の神姫バスは、粟生線に平行して運行されており、長距離です。また、地下鉄は鉄軌道ですが、「敬老パス」「福祉パス」が適用されており、当局の言い分は破たんしていると言わざるを得ません。

粟生線活性化等については、神戸市自身が、「国、県、沿線3市(神戸市・三木市・小野市)、神戸電鉄、地元代表者等と共に『神戸電鉄粟生線活性化協議会』を設立し、平成22年度より利用促進策に取り組んでいます。」と言っています。また「粟生線の維持・存続を図るために、兵庫県・三木市・小野市とともに、40億円の無利子貸し付けを神戸電鉄に行い、さらに設備整備に対しても補助をおこなっています。」としています。平成26年度からは、新たな利用促進策として、今後も増加が予想されるシニア層等を対象とした割引施策を検討し、神戸電鉄と協議も行っているとの事です。

神戸電鉄粟生線沿線は、高齢化がすすみ、利用者も減少し続けています。これは、神戸電鉄の料金が高いことも大きな要因です。活性化協議会で様々な乗客増対策が打ち出されましたが、乗客減に歯止めがかかっていません。「敬老パス」「福祉パス」の適用を認めることは急務であるとともに、計画的開発団地の活性化は、市の重点課題でもあります。

これまでも神戸電鉄粟生線沿線の地域の皆さんからは、繰り返し、神戸電鉄への敬老パス、福祉パスの導入を求める要望が出されてきました。これを実施すれば、強力な乗客増対策になることは明らかです。神戸市の判断でできる施策だからこそ、住民の皆さんの声に答え、早急に導入に踏み切るべきです。
よって本請願は、採択されるべきです。

なお請願第42号「公共交通神戸電鉄粟生線の存続・拡充をもとめる請願」は都市防災委員会で審議未了・廃案とされ、請願第43号「子どもの医療費無料制度の拡充を求める請願」は文教こども委員会で審議未了・廃案とされましたが、これは市民の請願権を侵害するものであり、本会議に上程された請願は、本会議で採否を決するものであることを一言申し添えておきます。

以上、議員の皆様のご賛同をお願い申し上げ、討論と致します。


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