神戸・借上げ復興住宅『被災者追い出し裁判』不当判決・抗議集会に参加しました。
10月10日、借上住宅入居者であるNさんにたいして、
「20年期限」を口実に、退去を迫る神戸市の請求を認める不当な判決が出されました。
これにたいして、借上復興住宅弁護団は当然控訴することになりました。
集会では、吉田維一弁護士から、
この判決の不当性と、今後審理が必要なことが詳しく解明されました。
問題点としては、次の3点があげられました。
①
「退去」する必要があることを事前に通知する必要性を、神戸市は認識・徹底していなかったこと。
②
神戸市が、方針転換をして、84歳以下には85歳以上と異なる「線引き」基準を用いたこと。
③
Nさんは高度の介護を要する状態にあること。
特に、③で示された、
Nさんの生活状況は、
歩行器がなければ歩けない状態であると指摘には、
本当に心の底から神戸市の対応に怒りがわきました。
福祉が専門の大学の先生も語られていましたが、
特別養護老人ホームへの移転をすすめるならいざ知らず、
「退去」を迫り、追い出すなど絶対に許されるものではありません。
引き続き、被災者である入居者のみなさんと力をあわせて、
支援の輪を広げて、
神戸市の完全に間違った対応を改めさせなければなりません。
喜田結県議、今井正子市議とともに連帯してあいさつし、
堀内照文・前衆議院議員が参加しました。
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