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2014年1月20日月曜日

党大会に参加しました

【1月20日(月)】
ようやく党大会のことについて、
少しふれたいと思います。
日本共産党第26回大会は、
1月15日~18日まで開かれ、
私も代議員として参加しました。
大会の報告・討論は、
日本を根底から変えようという決意にあふれたもので、
表現が難しいですが、
やっぱり感動でした。
それから、若い時から、
いっしょに活動をともにしてきた仲間との再会も、
楽しく、
「俺ら、60になっても、こんな話しとるやろなあ」
と、変わらずアホで真面目な交流もできました。
そんな仲間の一人が、
「地区で頑張るねん」と、
めっちゃうれしい報告もしてくれました。
彼が10代、私がハタチくらいからの長い付き合いなのですが、
これからも切磋琢磨して、成長したいと、
涙がでるほど、うれしい決意を聞かせてもらいました。
以下は、私の大会での発言です。
   ☆ ☆
神戸市会議員団の味口です。特別党学校1期生として学ばせていただき、前回いっせい地方選挙で初当選しました。「第26回党大会成功・党勢拡大大運動」の灘区委員会の取り組み、決議案で提起されている「補助指導機関の確立」の教訓について発言し、討論に参加します。

「第26回党大会成功・党勢拡大大運動」で、灘区委員会は22人の党員を迎えました。第25回党大会から4年間、48か月連続で党員を迎え続け、ついに1月12日に記念すべき100人の新入党員を迎えることが出来ました。100人目を迎えた日には、苦労をともにしている支部長から「おめでとうございます!!100人達成やね!すごい!これからが大変やね」とメールが来るなど、「無上の喜び」を分かち合いました。

取り組むなかで、大事だと考えていることをいくつかお話しします。

第1は、安倍政権の暴走に対する危機感の広がりと、唯一対抗できる日本共産党への新たな期待の広がりです。
60代の男性は、この間ずっと「入党までは・・・」と躊躇っていた人。どれくらい躊躇っていたか「先代にも、先々代にもお断りしていました」。先々代は、貫名初子元市会議員。現在95歳ですから、かなり長期間に渡って、躊躇されていた方です。この方は、「秘密保護法案とか見ていると、やっぱり子供や孫の時代にどうなるのかと不安。出来ることは限られているが、入りましょう」と決意してくれました。
また、33歳の女性の方の入党ですが、私が、「参院選で党は久しぶりに躍進したでしょ」と話すと、「いい感じになったなあって私も思ってたんですよ」と、党の躍進を喜んでくれていました。私が「自共対決で、今度こそ自民党を追い抜かないといけないんやけど、党は高齢化でねえ」「若い人の協力が必要なんですよ」と話すと、と二つ返事で、決意してくれました。
支部のみなさんと訪問すればするほど、情勢の変化を感じました。

第2は、党員のみなさん、支部のつながりの深さと努力です。
私が、支部のみなさんとご一緒に訪問し、入党を働きかけるなかで、本当に感動したのは、党員のみなさんの“結びつき”の力と努力です。「しんぶん赤旗」読者や支持者に対し、単に集金したり、配達したりするだけでなく、日常的に政治的にも、また人間的にも結びつきを強める無数の努力がされている事に、頭が下がり続けながらの行動でした。
一つだけ、経験を紹介したいと思います。鶴甲支部の経験ですが、入党してくれた方も、されなかった方もいらっしゃいますが、結びつきの深さが印象的でした。例えば、話を終えた後、「ところで、醤油と黒豆、どこに置いといたらええの?」と対象者の方が言い、党員が「私のガレージの棚に入れといて、知っとるやろ?」。棚の位置まで読者は知っているんや、と本当にびっくりしました。
そのほかにも、読者に感謝の手紙を出したり、読者と一緒に山登りにずっと行っていて、その付き合いを通して奥さんまで山ガールデビューしていたり、集金を通して、署名をずっと集め続け、「あの人は2時以降でないと家にいないよ」と、再入党の新入党員が話したりと、連綿とした結びつきの努力が、党を支える宝であることを、私自身体感もさせていただく行動の連続でした。

第3は、この党員・支部の団結と一体感を作り出している補助指導機関である灘区委員会の指導・援助についてです。
灘区委員会は、補助指導機関として結成し、6年目となり、体制は、常任(灘区では常幹と呼んでいる)が6人、区委員は22人です。
区委員会では、毎月1回の総会では、「古典教室」を最近は行い、新入党歓迎&学習会の開催、地区党学校の受講者は100人を超えるなど学習を重視しています。
目標へのこだわりという点で少し報告させて頂きと思います。特に「特別期間」の臨戦態勢という点では、週2回の推進会議を常幹メンバーで行い、週1回の合同会議と、週3回の会議を中心に、連日のファックスニュース、通常から発行している区委員会ニュースは№159号と、一般指導も強めてきました。同時に、個別指導の徹底は、よい経験、典型的な経験が生まれると文字通り全支部の実践になるまで徹底しているのが大事ではないかと感じています。
「特別期間」では、最初に大石支部が、支部長が「キーワードは覚悟です」と、読者台帳でLCメンバーと入党対象者を出し合い、行きつ戻りつ45人の対象者に総当たりしようと実践を始めました。私が「この人は無理ちゃうやろか」と言っても、「決めたことはやろう」と支部のメンバーに怒られる。そうすると、次々に入党者が広がりました。
これを一つの支部の「ええ話」で終わらせず、ニュース・会議で経験交流を強めるとともに、常幹メンバーがLC会議や支部会議に、読者台帳をもって参加し、侃侃諤諤やりながら、「私の支部も24人の対象が出てきた」「うちは遅れてやけど、ようやく22人出てきた」など、経験の輪が広がりました。現在、170人の対象が灘区で出されました。もちろん、党大会までに全部当たれないていないので、私自身党大会後、下山した後には、引き続き総当たりを続ける決意ですが、それぐらい多数の対象を出すところまで、支部といっしょに探求し、実践する区委員会のメンバーの指導・援助、それに応える素直な支部の努力が、大変大事だと思いました。

この団結の要になっているのが、灘区の「成長・発展目標」である政治目標、党勢拡大目標です。
灘区委員会は、毎年の支部代表者会議で目標を明らかにし、態勢の確立、政治目標の確立を行ってきました。灘区の政治目標は、「国政選挙に勝てる党、当面衆議院選挙で比例1万以上の獲得をめざす」「今後、定数2の県会議席の奪還。市会複数議席を展望する」です。また、党員は有権者比1%(現在は、0.37%)、「しんぶん赤旗」は、有権者比で日刊紙1%、日曜版5%をめざし、当面全党員の日刊紙購読、日曜版は有権者比で倍加をめざすです。
この目標を、党員拡大の「根幹論」とともに、繰り返し議論し、区委員会・支部の生きた目標にしていること、また半年に一回の支部総会、支部がLC体制をつくり具体化を進めていることが、48か月連続の党員拡大でコツコツ頑張る力になるとともに、大会をめざす灘区一丸となった奮闘になったと思います。

最後に、101人目の入党者の経験をお話し、発言を終わりたいと思います。この男性は、病床で寝たきりの方です。奥さん、娘さん、息子さんが「阪神・淡路大震災の時、お世話になったのは共産党だ」と、最近入党された方です。この娘さんが、大会を目指す運動で、党員拡大について支部で議論するなかで、「やっぱり、共産党と出会えたのは、寝たきりになっているお父さんのおかげや」「お父さんにも、日本共産党員として最後を送ってほしい」「寝たきりだけど、入党できるやろか」と話されたのです。支部のメンバーは「党員になることは生き方の問題やから、喜んで入ってもらおう」となったのです。
私は、「困っている人をほっておけない」という山下よしきさんから演説会の時頂いた言葉をスローガンに、3年前に市会へと送って頂きました。
日本共産党員の生き方とは、「困っている人をほっておけない」これが原点だと思います。

折しも明日は、阪神・淡路大震災から19年となる節目の日です。神戸市や兵庫県は、19年間苦労に苦労を重ねてきた被災者が入居している借上公営住宅から「20年の期限」を口実に追い出そうとするなど、被災者を苦しめ続けています。東日本大震災で苦闘されている現地の皆さんとも連帯し、「困っている人をほっておけない」あったかい党員の生き方をさらに広げ、冷たい政治、そして1年3か月後に迫ったいっせい地方選挙で、勝ち抜く決意を申し上げ、発言とします。 

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